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Leica顕微鏡&アクセサリー – Flexacam c5搭載M60実体顕微鏡を使用するユーザー

人間工学に基づいた顕微鏡アクセサリー

身体の快適さは、一貫性のある効率的な作業をサポートします。人間工学に基づいた実体顕微鏡や金属顕微鏡用のアクセサリーを使用することで、一日中顕微鏡を使用する場合でも、首や背中の負担を軽減することができます。このようなアクセサリーを使用することで、顕微鏡をそれぞれのニーズに合わせて、どのような場所でも、どのような方法でも簡単に使用することができます。

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人間工学に基づいた作業環境を実現

人は身体的特徴など、様々な多様性があります。顕微鏡をユーザーのニーズに合わせてセットアップすることが重要です。人間工学的な調整を行うことで、集中力を向上させ、身体への負担による怪我や病気を軽減することができます。

  1. 作業の高さ:テーブルと椅子が正しく調整されていることを確認することで、ユーザーはリラックスした姿勢で直立に座ることができ、筋肉の緊張を避けることができます。
  2. 観察位置:目の高さや双眼鏡筒の位置を調整することで、肩や首の筋肉への負担を軽減することができます。
  3. 顕微鏡の位置:顕微鏡自体も、ユーザーの腕に負担がかからず、楽な姿勢でいられるよう、正しい位置に調整する必要があります。

Leica Ergonomic Base – M205 FCA蛍光実体顕微鏡 TL5000

人間工学に基づいたベース

顕微鏡システムも環境構築が大切です。ライカマイクロシステムズは、顕微鏡の開発において人間工学を考慮しています。

人間工学に基づいたベース

実体顕微鏡用:

透過光ベースのTL3000 ErgoとTL5000 Ergoは、顕微鏡作業時に腕を自然に休めることができる適切なポジションを保つことができ、肩や 腱の不必要な負担を避けることができます。

金属顕微鏡用:

ErgoLiftは、簡単な手の動きで顕微鏡全体をユーザーの好みの位置に上下できる、快適なハンドレストを備えた特殊な調整プレートです。さらに、右利きと左利きの両方に対応可能なステージは、フォーカスと移動の同時コントロールを容易にし、顕微鏡で何時間も作業した後でも、くつろいだ姿勢をサポートします。

ErgoModuleとErgoWedge

ErgoModuleやErgoWedgeを使えば、背の高い方でも、快適な姿勢で最適な座り心地を得ることができます。双眼鏡筒の下にかさ上げパーツを入れることで、顕微鏡の接眼レンズを目に近づけることができます。

ErgoModuleとErgoWedgeには、大きく分けて2つのタイプがあります:

  1. 高さと角度を最適に調整できるアイテム
  2. かさ上げパーツで双眼鏡筒の高さを上げるアイテム

各種実体顕微鏡や金属顕微鏡に対応するErgoModuleやErgoWedgeについては、以下のエルゴノミクス概要表をご参照ください。

人間工学に基づいたモジュール&ウェッジ – 概要

実体顕微鏡用

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ErgoModule 30 mm - 120 mm - 背の高いユーザーに快適な観察を実現

ErgoModule 30mm~120mmは、背の高いユーザーが快適に座ってサンプルを観察できるように、実体顕微鏡(M50など)の高さ全体を上げることができます。

ErgoModule 50mm - Mシリーズ実体顕微鏡の高さを延長

ErgoModule 50mmは、接眼レンズの高さを50mm高くすることで、直立で座ることが可能になり、快適な姿勢を保つことができます。

ErgoWedge 5° - 25° - フレキシブルなウェッジで最高の快適性を実現

Mシリーズの実体顕微鏡に取り付けることで、5°から25°の範囲で最適な視野角を設定できます。他のエルゴモジュールと組み合わせることで、最大70°の視野角調整が可能です。

ErgoWedge 15° - 視野条件を向上

双眼鏡筒に15°の角度傾斜範囲を追加するかさ上げパーツ ユーザーが反復作業を行う顕微鏡に最適です。

金属顕微鏡用

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ErgoModule L 2/25 - 顕微鏡の高さを上げる

ライカの金属顕微鏡の観察位置を30mm高く上げることができます。

ErgoModule L 4/25 - 背の高いユーザーに快適な観察を実現

ライカの各種金属顕微鏡の観察位置を60mm高く上げることができます。(一部の双眼鏡鏡筒でのみ使用可能)

可変式 ErgoModule - 複数のユーザーに合わせて調節可能な快適性

50mm~80mmの範囲で鏡筒の高さを調節できるため、人間工学に基づいた快適な作業が可能です。

ErgoTube

人間工学に基づいた鏡筒は、座る人の高さや姿勢に合わせて調節できます。このチューブを使えば、顕微鏡と目の間のギャップを解消することができます。

大きく分けて2つのカテゴリーがあります:

  1. 可変式 ErgoTubes: さまざまな視野角に対応し、最適な作業姿勢を自由に選択できます。
  2. 固定式 ErgoTubes: 顕微鏡ユーザーに合わせて、角度または高さを調整できます。

各種実体顕微鏡や金属顕微鏡に対応するErgoTubeについては、以下のエルゴノミクス概要表をご参照ください。

Ergonomic Tube – 概要

実体顕微鏡用

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ErgoTube 10° - 50° - 複数ユーザーが使用するワークステーションに最適なツール

エルゴノミックアクセサリーとして人気があるのが、ErgoTube10°~50°です。Mシリーズのどの実体顕微鏡にも使用でき、特にマルチユーザーワークステーションに最適です。

傾斜双眼鏡筒 45° - 生産性の向上

ErgoModuleや、ビデオ/フォトチューブ、同軸照明などのアクセサリーに適合します。

ErgoTube 45° - 顕微鏡をもっと身近に

長い双眼鏡筒で、目の高さを上方に65mm、観察者側に65mm移動します。顕微鏡がバイオクリーンフード内にある場合や、作業台の端から離れた場所に設置しなければならない場合に、観察者が正しい直立姿勢を保ち、アイピースを近づけることができます。

Trinocular ErgoTube 5° - 45° - 幅広い範囲で調整可能

Trinocular ErgoTube(観察角度5°~45°)は、幅広い調整オプションにより、快適でリラックスした姿勢で顕微鏡に向かうことができます。カメラポート内蔵により、顕微鏡にデジタルカメラを取り付けることができます。

双眼直鏡筒 - 人間工学に基づいた水平視野を実現

スイングアームやフレックスアームスタンドに実体顕微鏡を傾けて取り付けた場合、水平視野を提供します。

金属顕微鏡用

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Ergonomic 15° Tube - 一定角度のチューブ

人間工学に基づき、15°の固定角度を提供します

Ergonomic VarioTube - 角度が可変できるチューブ

可変チューブを使用すれば、視野角を7.5°から32.5°の間で調節することができ、複数のユーザーや 長時間作業するユーザーにも対応できます。

Ergonomic VarioTube - 高い柔軟性を実現する長いチューブ

Ergonomic VarioTubeは、0°から35°の範囲で視野角を変えることができ、より長い双眼鏡筒を実現します

Ergonomic Vario Photo Tube - 撮像ニーズをサポートする長尺可変チューブ

人間工学に基づいた柔軟性とカメラが必要な場合、Ergonomic Vario Photo Tubeは50対50のビーム分割をサポートし、視野角も調節できます。

接眼レンズ延長機能付き可変チューブ

この人間工学に基づいた双眼鏡筒は、0°から35°までの視野角調節と、0mmから30mmまでの接眼レンズ延長が可能です。

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