Leica M530 OHX 高精度手術用顕微鏡 ライカ
高精度がスタンダードに
脳神経外科、脊椎外科、形成外科向け
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頭蓋・脊椎外科あるいは形成外科の患者に対して、高水準の精度を達成することが術者の目標です。当社の目標は、精密な可視化及び機器の精密な動きを実現し、良質なサポートを提供することです。 このため当社は手術室での信頼できる助手となる M530 OHX 手術用顕微鏡を開発しました。
革新的な FusionOptics 技術とキセノン照明によって今までにない視野が得られます。脊椎手術でしばしば必要となる深いキャビティ内での作業も、スムーズで正確なポジション決めと 600 mm のワーキングディスタンスにより容易になります。さらに 視覚データが必要な場合は、FL800 血管蛍光モジュールや CaptiView 視野内表示を利用することができます。
M530 OHX は精密さがスタンダードであり、手術における高いレベルの精度の達成を支援します。
FusionOptics テクノロジーでより多くの視覚情報を
ライカ マイクロシステムズの画期的な技術 FusionOptics は、深い焦点深度と高解像度を組み合わせることで、他に類例のない術野画像を作り出します。 フルフォーカスのエリアが広いため、再調整の手間が省け、ワークフローがより円滑になります。
FusionOptics の技術
- 2 系統の光路
- 一方の光路で深い焦点深度を確保
- 他方の光路で高解像度を確保
- 脳はこの 2 つの画像を融合させ、1 つの最適な空間画像を生み出します。
高精度の光学系
深いキャビティ内での作業が必要な場合があります。このため、焦点深度が深く、高解像度で、影のない明るい画像を得るための様々な機能を追加しました。キャビティの底までクリアに見えることは、手術において大きなサポートとなります。
- 400 W キセノンランプおよびアポクロマート光学系と FusionOptics テクノロジーの組み合わせによる明るく鮮明な焦点画像
- スモールアングルイルミネーション(SAI)が、光を均一に分布させ、深く狭いキャビティ内の影を減少
- 倍率を 40% 増大させる高倍アダプター(オプション)
- 脊椎手術アシスタント用の独立したフォーカス調整機能
ワークフロー効率を再定義
脊椎手術中に、長い器具が顕微鏡の下に入らないのでルーペに切り替えなければならない、ということはありませんか?もうその必要はありません。ワーキングディスタンスが 600 mm あるため、中断せずに作業が可能です。セットアップと設定確認が簡単にできるため、手術ワークフローの最適化がさらに容易になります。
- 600 mm のワーキングディスタンスによる高い自由度
- 直観的なタッチスクリーンによる簡単・迅速なセットアップ
- SpeedSpot レーザーフォーカスにより、メインの執刀医、アシスタント、ビデオカメラに対し迅速で容易なピント合わせが可能
- オプティクスキャリア上方の術者用情報パネルで設定の確認が可能
容易なポジション決め
どのような手術でも、また混み合った手術室であっても、ポジション決めの自由度が高く快適な作業ができます。M530 OHX 顕微鏡は、設置面積が小さいと同時に頭上のクリアランスが大きく、手術台を挟んだ脊椎手術のセットアップにも、頭蓋手術や形成手術にも十分な可動範囲があります。
広い可動範囲
電磁ブレーキ、埋設ケーブル、オプティクスキャリアの可動範囲が広いため、容易な操作性を実現しています。
多機能をビルトイン
M530 OHX には多様な機能が組み込まれています。ライカ マイクロシステムズのオープンアーキテクチャ コンセプトにより、ビデオおよびイメージングに関するオプションをお好みの設定にカスタマイズすることができます。 新しい技術が利用可能になったとき、あるいはニーズが変化したときも、容易にアップグレードができます。
次の中からお選びいただけます
- HD 2D イメージングおよび録画システム
- TrueVision Smart 3Dによる 3D 可視化
- FL800 血管蛍光
- CaptiView 視野内表示
統合された視野内表示
脳神経手術において確信をもって正確な判断を下すためには、追加情報が必要になる場合があります。CaptiView 視野内表示を利用すれば、患者から眼を離さずに接眼レンズの視野内に必要な視覚的データを直接表示させることができます。
- FL800 血管蛍光、顕微鏡情報、多くの主要な IGS ナビゲーションシステムのデータを見ることができます。
- LED バックライト付き 1080p フル HD モニターにより、高輝度・高解像度・高コントラストの画像が得られます。
- 顕微鏡のハンドグリップまたはフットスイッチによりワンタッチで起動できるため、ワークフローを中断する必要がありません。