眼科手術では、機器を操作したり、微細な眼組織を扱ったりする際の正確さを確保するために、高度な精密さが求められます。手術用顕微鏡 は、眼科手術においてきわめて重要な機器であり、これによって術者は微小な解剖学的細部を観察し、効率的かつ極めて精密に手術を進めることができます。
ライカ マイクロシステムズでは、最先端の広範な眼科顕微鏡ソリューションを取り揃え、前眼部および後眼部手術において患者様がよりよい結果が得られるように術者をサポートします。当社の眼科用顕微鏡は、優れた画質を提供する高品質の光学系と照明を備え、世界的に高い評価を得ております。シームレスなワークフローを確保し、手術室内の人間工学を配慮して設計されており、手術の各ステップにおいて術者のニーズ に最適に応えます。
ライカの眼科用顕微鏡は、光コヒーレンス トモグラフィ(OCT) 、高精細ディスプレイおよびドキュメンテーション機能などの先進的なイメージングテクノロジーをシームレスに統合した、総合的な眼科イメージングおよびワークフローソリューションのためのプラットフォームを形成します。
ライカ マイクロシステムズの担当までご連絡ください。ニーズとご予算に合った眼科用顕微鏡について、専門的なアドバイスを提供いたします。
眼科用顕微鏡ソリューション
網膜硝子体と白内障の同時手術におけるレッドリフレックスの重要性
Dr. André Maia(MD、Retina Clinic、サンパウロ、ブラジル)は、網膜硝子体と白内障の同時手術において、特にハイドロダイセクションや水晶体乳化吸引術の際に、Proveo 8 眼科用顕微鏡が安定性に優れたレッドリフレックスを提供するのかについて語ります。
このビデオでは、水晶体乳化吸引術や皮質除去において、前房や後嚢が明確に観察されることが示されます。
さらに、革新的な FusionOptics テクノロジーにより、手術全体を通じて、再度の焦点合わせは必要ありませんでした。また、Proveo 8 では、手術の各ステップにカスタマイズした設定を事前プログラムし、優れた効率と精度で作業を進めることができます。
眼科手術用顕微鏡向けの有用なアクセサリー
- ライカ医療用カメラ:外付け HD C100 または内蔵 3CMOS HD C300 カメラ
- レコーダー:Med X Change の Evolution4K またはライカの HDR
- 調整可能な双眼鏡筒
- ワイヤレスフットスイッチ
- 外付けスリットランプ
- ケラトスコープ
- RUV800 網膜広角観察システム
- EnFocus OCT システム搭載の Proveo 8 でより深く観察
- シンクロナイズドフォーカスを備えた眼底観察システムの OCULUS 社製 BIOM® 5
OCT ガイドの眼科手術により詳細に把握可能
網膜、角膜、緑内障の手術中に、適切に処置されているかどうか術者が自分で確認できるポイントは一般に存在するのでしょうか。顕微鏡観察像では、術野の正確な画像が得られますが、隠れた組織の細部は容易に見ることはできません。
以下のような疑問が生じる可能性があります。
- 網膜下液が残存しているか?
- 緑内障ドレナージデバイス(GDD)は正しい位置にあるか?
- 角膜移植片はレシピエントの角膜にうまく対置されているか?
手術用顕微鏡 Proveo 8 に搭載された EnFocus 術中 OCT システムがあれば、術中に即座に確認することができます。EnFocus の詳細については、こちらをクリックしてください。