DMi8 倒立顕微鏡
DMi8倒立顕微鏡で複雑な顕微鏡ワークフローを効率化できます。このプラットフォームを使用することで、お客様の研究条件やご予算に合わせたソリューションで、高品質のデータを確実に生成することができます。
強化されたNavigatorの統合
Sample Overview像からMulti Channel View モードに簡単に切り替えて、ワークフロー全体を通してデータに空間的な表現を実現します。
強化されたNavigatorの統合により、スライド、ディッシュ、マルチウェルプレート用のテンプレートを使用して、幅広いサンプルフォーマットで複雑なマルチポジション実験を実行できます。
ナビゲーターと自動液浸技術の組み合わせにより、サンプルをステージから取り外すことなく、Overview像から高解像度の液浸対物レンズにシームレスに切り替えることができます。
自動液浸技術
信頼性の高い特許取得済み自動液浸技術:
- 内蔵センサーにより、実験中の液の浸漬状態を監視・維持します。
- 生理学的に適切な条件下で生細胞実験に最適な水浸対物レンズを使用できます。
- 水浸対物レンズへの容易な切り替えにより、よりスムーズなワークフローを実現します。
自信のある多くの洞察を獲得
DMi8でスムーズで効率的なワークフローを実現
- 最大限の効率性を提供するハードウェアトリガーリングのシームレスな統合
- 22 mm FOV光学系と高性能カメラ、Quantum Stageを組み合わせることで、大面積のスキャンを高速化
3Dサンプルから説得力のあるデータを
経験値に関係なく、質の高いデータを作成できます。次のような先進的なテクノロジーにより、3Dサンプルから最大限の洞察を引き出すことができます
- THUNDER
- SmartCORR
- Spinning Disk共焦点スキャナー
- TIRF
正確で再現性のある生細胞データを取得
対物レンズの設定を最適化するSmartCORRで、わずか数秒でサンプルからより良いデータを抽出できます。最小限の労力で、常に最高のデータを得ることが可能です。
デコンボリューションを越え、蛍光ボケを排除し見通す
従来の蛍光画像に特有のボケを除去し、高解像度、高コントラストの画像を生成するComputational Clearing方式を採用したオプトデジタルテクノロジーTHUNDERにより、DMi8の画質を向上させます。
シンプルかつ高性能なリアルタイム画像補正ツールTHUNDERは、WideFieldのデータセットとSpinning Diskのデータセットの両方に使用でき、非常に優れた結果を得ます。THUNDER Liveを使用すると、即座に視覚的にパラメータを最適化することができるため、データ品質を向上し、結果を得るまでの時間を短縮します。
カスタマイズとアップグレードが可能
適応性の高いこのソリューションなら、将来の実験も安心して行えます。DMi8のモジュラー構造により、現在のニーズと予算に合わせてシステムをカスタマイズできます。
研究の進捗に合わせて、次のような機能を追加することでシステムをアップグレードできます。
- THUNDER
- アダプティブフォーカスコントロール(AFC)
- 環境コントロール
- TIRF
- Spinning Diskモジュール
DMi8を最大限に活用
アプリケーションスペシャリストとの連携により、システムの耐用期間を通して投資を最大限活用できます。
新しくシステムを立ち上げたいお客様から、新しいワークフローにシステムを微調整したいお客様まで、専門チームがお使いのシステムを最大限に活用していただけるようサポートいたします。
データをコンテキスト化し、全体像を把握
DMi8のインテリジェントなオートメーションで効率的に画像取得をセットアップし、研究課題に集中しやすい状況を作り出します。以下の機能により適した洞察を獲得します:
- Sample Finder 機能内蔵 - サンプルの全体像を素早く把握し、データをコンテキストに当てはめることができます。
- 完全統合型 Navigator Experience- 実験を簡単に進めることができます。
- 自動浸漬技術 - 極めて困難なライブセル実験においても、自信を持って水浸対物レンズを使用できます。
- 視野数(FOV)22 mm - データ収集の強化に欠かせない処理能力。
自動のSample Finder
自動のSample Finderを使えば、サンプルをステージに置き、ボタンをクリックするだけで、焦点の合ったSample Overviewを得ることができます。
- サンプルの焦点を絞った画像を探す時間とフラストレーションを解消し、結果を得るまでの時間を短縮します。
- 特定のデータセットがサンプルのどこから取得されたかを理解することで、情報を把握できます。