DM2700 M 万能LED照明搭載、工業用正立顕微鏡
この工業用正立顕微は、高品質のライカ光学と最新技術の万能白色光LED照明を組み合わせています。これは、金属組織学、地質学、法医学検査、素材研究、および各種品質管理におけるルーチンでの検査・確認作業に理想的な光学顕微鏡です。Leica DM2700M により、手軽で信頼性の高い顕微鏡検査が実現し、各作業工程やワークフローの改善に貢献します。
あらゆる観察方法に対応
予算に応じた柔軟なシステム構成
Leica DM2700Mでは、明視野 (BF)、暗視野 (DF)、微分干渉 (DIC)、偏光 (POL)、および蛍光 (FLUO)など、あらゆる観察方式に対して、LED照明を採用しています。また、斜照明にも対応しており、表面の形状や異常の視覚化も向上します。更に、組み合わせにより、透過照明にも対応します。
顕微鏡ステージについても、100 x100 mmまでのサイズ(例えば、薄膜、ウェハー、PCBなど)や、80 mmまでの厚さ(例えば、機械部品)のようなサンプルに対しても、ライカの多彩かつ理想的なステージラインナップから選択することで、観察が可能です。
ラボでの観察
ラボにおける作業は、長時間わたり顕微鏡観察を行うことがよくあります。Leica DM2700M の人間工学的に基づいた、高度なエルゴノミックデザインは、筋肉の緊張と疲労を防ぎ、日常の業務を可能な限り快適にします。顕微鏡の直感的な操作は、多様なユーザーが使いこなせます。顕微鏡操作の経験が浅いスタッフであっても、Leica DM2700M 使うのは容易です。Color Coded Diaphragm Assistant(カラーコーデッド・ダイアフラムアシスト)は、標準的な絞り位置を色で識別する機能であり、観察時における操作ミスをを減らします。
鋼鉄検査での表面検査
品質管理や欠陥検査における作業環境は、しばしばタフな環境にあります。Leica DM2700Mは、丈夫で頑強,耐久性のある設計のため、様々な作業状況に適応できます。
3ギアフォーカシング機構
人間工学に基づいたエルゴノミー機構が高品質を実現します。
3ギアフォーカシング機構により、フォーカス調整の粗動・中間・微動を簡単に切り替えることが可能です。さらに、正確で繊細なフォーカス微動により、高倍率対物レンズでの観察であっても、容易に信頼できる結果が得られます。フォーカス上限でのリミット設定とステージ位置の高さ調整により、観察しながらでもサンプルと対物レンズの破損を防ぐことが可能です。