Cleanliness Analysis Systems
汚染・コンタミネーション(コンタミ)を検査
コンタミ(異物、パーティクル、介在物、残渣、清浄度)の粒子形状や大きさを解析できるシステムです。ライカの高い光学性能とISO16232/VDA19国際規格に準拠した機能で、根気と時間がかかる作業を大幅に効率化。 さらにLIBS(レーザー誘起ブレークダウン分光法)モジュールを搭載することにより、検出したコンタミの定性分析がシームレスに実施できます
特徴
- より短時間でより高い処理能力を発揮
- ライカの高い光学性能とISO16232/VDA19国際規格に準拠した機能で、根気と時間がかかる作業を大幅に短縮
- 清浄度測定に関係する最新規格、お客様独自規格に準拠したレポートが可能です。
作業効率を向上
より効率的に清浄度評価の結果が得られます:
- 5~10マイクロメートルの粒子のスキャニングタイムを30%短縮。
- 25マイクロメートル以上のメンブレン上粒子のスキャニングは従来の3倍の速度で行うことができます。
反射性粒子をより迅速に特定し、最適化されたアルゴリズムにより不均一な形の粒子の円直径をより短時間で計算します。
同時に 2 つ以上のフィルターを分析し、作業効率を改善、プロセスを単純化することができます。
航空宇宙産業企業であるAllinox社では、Cleanliness Analysis Advanced Systemを導入し、部品に付着した重要粒子の分析に使用しています。 P4TF21などの航空宇宙規格に基づき、5μmの微粒子を分析し、3次元で正確に測定し、反射性あるいは非反射性粒子を区別しています。 ライカソリューションを導入後、清浄度分析の効率を高め、製品の品質と信頼性を大幅に向上させました。
ライカの高い光学性能と国際規格に準拠した機能で、根気と時間がかかる作業を大幅に効率化
「キラー粒子」をより正確に検出します。
粒子の硬度やサイズが大きいほど、ダメージの可能性は高まります。
- 反射と非反射粒子を自動的に識別します。
- 粒子と繊維を簡単に区別できます。
- 粒子の高さ測定も可能です。
レーザーを使ったLIBS拡張分析で粒子の化学組成を迅速に分析します
コンタミ自動解析システムとレーザー誘起ブレークダウン分光法 (LIBS) を1システムに搭載し、外観分析と化学組成分析を同時に行えます。
- 解析ワークフローが一台で完了します。
- 試料移動や追加のサンプル前処理を省略できます。
- 微細構造特性の解明にかかる時間を90%短縮します*。
* 従来のSEM/EDS (走査型電子顕微鏡法 / エネルギー分散型分光法) を使用した場合との比較
フレキシブルな作業性を実現
現在のニーズに合わせて
自動車・輸送機器のISO 16232、VDA 19.1や、油圧油や油のISO 4406、DIN 51455 、医薬品製造のUSP 788等、各種国際規格および地域規格に準拠しています。 また、企業、組織の基準や工程に沿って、独自の解析基準を定義することができます。
将来的なニーズにも柔軟に適応
目視検査と分析を組み合わせてコンタミ源の特定までサポートします。 Cleanliness Expert ソフトウェアと新しいレーザー誘起ブレークダウン分光法 (LIBS) を組み合わせて、大気圧下、拡大観察してすぐに金属元素の定性分析が可能です。
高倍率の対物レンズでより小さな粒子を観察することも可能です。
ニーズに応じた清浄度評価システム
清浄度測定に関係する最新規格に対応し(ISO 16232、ドイツ自動車工業会規格 VDA 19 など)、規格に準拠した検査結果やレポートを簡単に出力できます。
最適なソリューションを
簡単な質問にご回答ください。お客様のニーズに合った最適なソリューションをご提案させていただきます。
スタンダードシステム
Cleanliness Expertソフトウェア搭載M125 Cデジタルマイクロスコープ。
- 粒子サイズ 最小10 μmまで
- 金属(反射)と非反射の手動区別
- 粒子をXとYで測定
アドバンスドシステム
DM6 M顕微鏡、K3 Cカメラ、Cleanliness Expertソフトウェア。
- 粒子サイズ 最小5 μmまで
- 金属(反射)粒子と非反射粒子、粒子と繊維を自動識別
- 粒子をX、Y、Zで測定
プロフェッショナルシステム
LIBS、K3 Cカメラ、Cleanliness Expertソフトウェア搭載DM6 M顕微鏡。
- 粒子サイズ 最小5 μmまで
- 金属(反射)粒子と非反射粒子、粒子と繊維を自動識別
- 粒子をX、Y、Zで測定
- 粒子の化学組成を定性分析
- 試料移動や追加のサンプル前処理が不要