Envisu R-Class 前臨床研究者のための OCT イメージング
未来を切り開く洞察力
大容量・高密度・高解像度な画像で、病態を見逃さない。Envisu イメージガイド SDOCT システムでできること:
- 驚くべきフルボリュームイメージングで組織構造を詳細に観察することができます。
- Bioptigen 技術の VHR、UHR および 分光器ならではの、SN比が高い素晴らしい画像を取得することができます。
- さまざまな研究用途に応じたフレームワーク、レポート機能や解析ステーションを備え、再現性のある縦断的研究が可能になります。
- 各種モデル動物に対応した専用ステージと多彩なレンズを取り揃えているので、目的に合わせて素早く優れた画像を取得することができます。
カラーガイダンス
ライブ照準ガイダンスサポートが、素早く正確に対象エリアをイメージングします。OCT スキャンヘッドが組織のフル 3D 深度データを取得している間、内蔵の EnFace™ ライブ照準カメラが網膜と角膜の鮮明なフルカラー画像を表示します。
- 時間を節約:アライメント調整に時間がかからないので、実験処理能力が向上します。
- より深部まで観察:表面の病態を素早く特定し、対象となる組織を深部まで調べるためのプロトコルを迅速に作成できます。
- より詳細に観察:空間分解能の高さが、画像の精度を極限まで高めます。
- 効率的な画面表示:EnFace™ カメラが、素早く動物の眼球を画面に表示します。
- 高品質画像で残す:研究の成果を、鮮明かつ詳細な眼底画像で残すことができます。
全眼球を一度のスキャンで撮影
一度のスキャンで全眼球を一気に撮影できるのが、Envisu イメージガイド SDOCT システムの特徴です。微小な細部の 3D 組織ボリュームデータも 3 秒で取得可能。網膜の各層を高い分解能で詳細に観察することができるから、初期段階のマーカーも見逃しません。ライカの高密度 (HD)スキャンマネジメントシステムなら、データスキャンの設定をフルカスタマイズし、高画像濃度・高分解能ボクセルで、網膜を観察することが可能になります。
- 1000 x 1000 の画像濃度で HD データスキャン解析を行えます。
- フルボリュームの Diver 8 層マウス網膜セグメンテーションソフトウェアを使用して、網膜の各層をセグメント化し、病態を早期に検知することができます。
- OCT データに記録された眼底画像から、解析したい深度の画像を取りだし、フルボリュームデータセットを用いて画像取得後の解析を行うことができます。
解析力をパワーアップ
Diver は、早くて使いやすい解析ソフトウェアです。小型モデル動物の網膜の厚さをフルボリュームで自動解析ができるソフトウェアです。
- 網膜のすべての層境界を、3D ですばやく正確に特定します。マウスの網膜全体だけでなく、局所的な解析にも適しています。
- ターゲットエリアの縦断的な測定を行い、網膜の各層の変化を比較することができます。
- 自動化された 8 層のマウス網膜セグメンテーションと、解析ツールを活用して、素早く結果を得ることができます。テンプレートに基づいた手動マーキングのオプションを使うと、よりカスタマイズされたセグメンテーションが可能になります。
- 解析用のスプレッドシートを追加し、厚み測定結果、ヒートマップを含むレポートを作成することができます。
小動物から大型動物まで
1 台でどんな動物にも対応可能、フレキシブルな OCT システムです。Envisu イメージガイダンスシステムは、お客様のニーズに柔軟に対応できるよう、各種モデル動物用にカスタマイズされた多彩なレンズをご用意しています。
小動物、大型動物のどちらでも、前眼部と後眼部の正確なイメージングが可能なので、異なる動物種を使用した橋渡し研究で、フレキシブルにご活用いただけます。
EnFace™ イメージガイド OCT は、動物種固有のイメージングレンズを幅広く取り揃えています。
- 50 °視野 のマウス網膜用レンズ
- 40 °視野 のラット網膜用レンズ
- 70 °視野 のラビット網膜用レンズ
- 前眼部イメージング:10 mm と 20 mm 視野の前眼部イメージングレンズから選択