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ウルトラミクロトーム & クライオウルトラミクロトーム
電顕用試料作製装置
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UC Enuity ウルトラミクロトーム
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ウルトラミクロトームとミクロトームとの違いは何ですか?
ウルトラミクロトームとミクロトームの主な違いは、得られる切片の厚さと、生物学研究におけるその用途にあります。ミクロトームは、日常的な組織学や光学顕微鏡に適した厚い切片を作製するために多用途に使用できますが、ウルトラミクロトームは、透過電子顕微鏡(TEM)などのさまざまな高度な顕微鏡技術に適したナノメートル単位の超薄切片を作製するために特別に設計されています。ウルトラミクロトームでは、ガラスやダイヤモンドのナイフを使用し、切削時の精度と安定性のために試料を硬化させる必要があります。硬化は、凍結や樹脂への包埋によって行うことができ、複雑な細胞内構造を詳細に研究するために必要な高解像度イメージングを実現する上で不可欠です。
ウルトラミクロトームからグリッドへの切片の移し方を教えてください。
超薄切片をウルトラミクロトームから電子顕微鏡のグリッドに移すには、以下の手順で行ってください:
- グリッドの準備:TEMグリッドが清浄であることを確認し、必要であれば親水性を高めるためにグロー放電を行います。
- 切片の採取:超薄切片が損傷しないように水に浮かせます。
- グリッドの配置:TEMグリッドを静かに水に浸し、下から切片を拾い上げます
- グリッドの持ち上げ:切片がグリッドに密着するように、ピンセットで慎重にグリッドを持ち上げます。
- 検査と保管:切片を光学顕微鏡で確認し、必要であればグリッドを適切に保管します。